【電子書籍】宮本武蔵【七】<空の巻・下>


宮本武蔵【七】<空の巻・下> 1.0.0(¥85)

カテゴリ: ブック, エンターテインメント
現在の価格: ¥85(サイズ: 19.1 MB)
販売元: ryu sato - ryu sato
リリース日: 2013/02/25

App + iPhone/iPadの両方に対応

現在のバージョンの評価: (1件の評価)
全てのバージョンの評価: (1件の評価)





What’s New
undefined

ss1 ss2 ss3 ss4 ss5

univss1

Description
国民文学作家、吉川英治著の長編小説が読める!
日本で最強と呼ばれた二刀流の剣豪「宮本武蔵」を描いた代表作
『宮本武蔵』シリーズ第7弾

従来の武蔵像を一変させた畢生の代表作。
青年武蔵(たけぞう)が功名心に燃えて幼友達の又八とともに
関ヶ原合戦に参加し敗北を体験するところから始まり、
沢庵を導師として人間的に開眼、剣禅一如の境地を求めて歩みつづけ、
佐々木小次郎との船島(巌流島)での運命的な対決にいたる。
お通との純愛、吉岡一門との決闘など小説のおもしろさをたっぷりと盛り込みながらも、
柳生石舟斎や本阿弥光悦らとの出会いを通して武蔵の人間形成をたどっている。

『宮本武蔵【七】<空の巻・下>』では、通夜童子〜街の雑草までを掲載。

・宮本武蔵が到達した究極の境地が記されている。

空という心は、物ごとのなきところ、知れざることを空と見たつるなり。
もちろん空はなきなり。あるところを知りてなきところを知る、これすなわち空なり。
世の中において、悪しく見れば、物をわきまえざるところを空と見るところ、
実の空にはあらず、みな迷う心なり。この兵法の道においても、武士として道を行うに、
士の法を知らざるところ、空にはあらずして、色々迷いありて、
せんかたなきところを、空というなれども、これ実の空にはあらざるなり。
武士は兵法の道を確かに覚え、その外武芸をよくつとめ、武士の行う道、少しも暗からず。
心の迷うところなく、朝々時々に怠らず、心意二つの心をみがき、観見二つの眼をとぎ、
少しもくもりなく、迷いの雲の晴れたるところこそ、実の空と知るべきなり。
実の道を知らざる間は、仏法によらず、世法によらず、おのれおのれは確かなる道と思い、
よきことと思えども、心の直道よりして、世の大かねにあわせて見る時は、
その身その身の心のひいき、その目その目のひずみによって、実の道にそむくものなり。
その心を知って、すぐなるところを本し、実の心を道として、兵法を広く行い、
正しく明らかに、大きなるところを思いとって、空を道とし、道を空と見るところなり。
空は有善無悪。智は有なり。利は有なり。道は有なり。心は空なり。

◆宮本武蔵とは
江戸時代初期の剣術家、兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の祖。《五輪書》の著者。
また重要文化財として指定された水墨画や工芸品を残している。
日本の剣道史上最も著名な剣豪の一人で、小説、舞台、映画などにもなっているが、
伝記については必ずしも明らかではない。
《五輪書》によれば、武蔵は幼少のころから兵法を心がけ、13歳ではじめて試合をして
勝ち、28〜29歳まで60余度の試合に一度も負けなかったといわれる。

◆著者情報

吉川英治(よしかわ えいじ)

「鳴門秘帖」「松のや露八」「宮本武蔵」「太閤記」
「新・平家物語」「私本太平記」をはじめ、
長編約80編、短編約180編という膨大な小説を執筆し、
多くの人々に愛読され、国民文学作家と親しまれました。
「新書太閤記」(NHK大河ドラマ化)「新・平家物語」(NHK大河ドラマ化&映画化)
「宮本武蔵」(NHK大河ドラマ&TVドラマ化&映画化)
「私本太平記」(NHK大河ドラマ化)など、
数多くの名作を現代に残しており、司馬遼太郎と並ぶ
日本を代表する歴史作家のひとりです。


宮本武蔵シリーズ










AppleSide: 【電子書籍】宮本武蔵【九】<円明の巻>


表記している価格は記事掲載時点のものです。
正しい価格は iTunes 内の表示価格になります。
ご留意くださいね。

以上、@dodonpapaでした。

にほんブログ村 携帯ブログ iPhoneへ
にほんブログ村