【実践】abrAsusのメモパッドがよさげなので、自作してみるよ。もちろん、レザーでね。設計・革断ち・下地処理編



我流LIFELOG: abrAsus(アブラサス)のメモパッドがよさげなので、自作してみるよ。もちろん、レザーでね。思いつき編





思いついてしまいました@dodonpapaです。




アイデアはパクりますけど、意匠はパクりません。(きっぱり!)

もとい、アイデアは参考にするだけです。

しかも、一工夫しますよ。

あちらは、ニッポンの職人さんとデザイナーさんがコラボして、製作された商品。

こちとら、金がなくて買えないサラリーマンのお遊び。

全然違いますよ。。。








閑話休題。



「abrAsusのメモパッドがよさげなので、自作してみるよ。」は次のステージへ。。。

次のステージといっても、そんな大げさなものではありません。

私ごときがすることですから。。。



簡単に言うと、

1,寸法を決める。

2,決めた寸法で型紙を作る。

3,型紙を元にパーツを切り取る。

4,パーツの下地処理をする。

これだけです。




寸法を決める。

今回は、abrAsusのメモパッドというお手本があるので楽です。

スペックを見て、こんな感じでざっくり決めてしまいます。



売り物ではなく、自分で使うものなので、あんまり神経質になる必要がないです。



(全体の寸法)
abrAsusのメモパッド寸法 → 決定寸法

たて:223mm → たて:240mm
よこ: 77mm → よこ: 80mm


(メモ部分の寸法)
折り畳みA4用紙寸法 → 決定寸法

たて:106mm → たて:120mm
よこ: 75mm → よこ: 80mm


(メモ押え部分の寸法)
目安を決定寸法とする。

たて: 15mm
よこ: 80mm


(カード入れ部分の寸法)
カードの寸法 → 決定寸法

たて: 86mm → たて: 50mm
よこ: 60mm → よこ: 80mm





決めた寸法で型紙を作る。

型紙として使うのは、「工作用紙」です。

5mm方眼になっているものが使いやすいです。

あと使うものは「フリクションペン」と「定規」です。



以前メモ書きしたパーツ図を基に、工作用紙に書いていきます。





それにしてもパーツ図がお粗末。。。





パーツには英字を記載しています。



この時に、パーツの材料の種類決めておきます。

今回の場合は、

固めのコードバン(馬革)を使うものと、柔らかめの牛革を使うものに分けました。



コードバンは固めの革なので、耐久性が必要な外側の部分と、メモ押えの部分に使います。





柔らかめの牛革は、伸縮性に富んでますので、袋状のものを作る部分などに使います。






型紙がこんな感じで仕上がりました。






型紙を元にパーツを切り取る。



裏面にペン等で型紙を写し取ります。





カッター用下敷き等の上で、型とおりにカッターでパーツを切り取ります。

この時に金属製の定規をあてて、革の断面が垂直になるように切り取ります。

パーツがこんな感じで仕上がりました。






パーツの下地処理をする。

革には表である「銀面」と、裏である「床面」があります。

「銀面」は綺麗に仕上げられているのですが、「床面」はざらついてます。

この「床面」のざらつきをなめらかにするために、下地処理をします。

「トコノール」というものを使います。




「床面」に「トコノール」を指ですくって塗ります。




薄く伸ばす感じで塗り広げます。



半乾きになったら、ケバ立ちを抑えるために、「プレススリッカー」で磨きます。






「床面」がなめらかに仕上がりました。





今回はここまで。

次回はいよいよ穴あけ・手縫い・仕上げ編です。



今まで、作ったのは、

ブックカバー

定期入れ

超整理手帳用カバー

iPhoneケース with 「SHOTNOTE」

鉛筆ホルダー

です。


レザークラフトでお手製の文房具作るの面白いですよ。

キットと教本あれば、初老の私でさえ、ほんとにすぐできますから。


初心者の方はこのレベルの道具があればOKです。

という私も初心者ですが。。。

いつか大物のバッグとか作ってみたいですね。

夢は広がるなあ。。。


でも、その前にabrAsus風メモパッドを作るぞ!!




こんな感じになるのだなあ、楽しみ。




楽しみ!





以上、@dodonpapaでした。

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